2009年2月23日月曜日

JOB

Mitsukoです。

変な時間に目が覚めてしまった・・・。

この頃、『これがやりたいこと?』と自問自答する毎日です。
翻訳はずっとやりたいことだったけれど、工業翻訳・・・、技術的な基礎知識もない私が
毎日毎日JISの辞典やGoogle検索して、調べて調べて調べて訳して訳して訳して・・
これの繰り返し。

翻訳は楽しいのに、テクニカルなことに興味が持てない。

先週末に翻訳セミナーに参加してきましたが、
そこである人が『これを5年10年訳していくのか・・・と思うと、別の分野にシフトしたくなる。どうすればいいのでしょう?』と講師に質問していたのが『あぁ、自分の扱う分野に違和感を感じる気持ちがわかる』と、他の人も同じような悩みを抱えているのだなぁと。


あと4~5時間後には会社に行って、山のようになった仕事に向かわないといけなく、
そのうえ職場の人間関係は嫌なことばっかり。
仕事の量はどんどん増えていくのに、時給は上がらないし、正社員にもなれない。
うだつがあがらない。


将来は和田氏と一緒にNew York Cityに住み、翻訳をしながら派手じゃなくても幸せな生活を送りたいのだけれど、今走っている道でそのゴールは待っているのかとっても疑問。

今の仕事から得るものはまだまだ沢山あるのはわかってる。
けど、これを何年も続けているとやりたいことを逃すような気がする。
どっかで区切りをつけないといけない。
人生のターニングポイントをいつか自分で演出しないとなぁと思うばかり。


昔、『情熱大陸』で東京の小山登美雄(字あってるかな。)ギャラリーの小山さんに
村上隆がメッセージを送っていたのを思い出す。

『アートの世界っていうのは底無し沼で、深く入れば入るほど抜け出せなくなってしまう。
小山さんはそれをわかっていて、まだ飛び込もうとしていない。
僕なんかもう地獄の4丁目まで来てしまっている。
それをわかってないと小山登美雄ギャラリーっていうのは一流になれない。
小山さんは自分でわかって、二流三流に甘んじている。』


翻訳も、深く入れば入るほどどんどんわからなくなる、底無し沼で、
今気づきもしない悩みがそのうち出てくる。

同じ底無し沼に飛び込むなら、好きな分野と一緒に心中したいわ。


それでも、お金は必要だし与えられる仕事があることは幸せなこと。
頑張らないといけません。

今年の春からは、同じ仕事をしている人が産休に入ってしまい、
一気に仕事の量も増えると思う。
とにかくその人が産休からもどるまで、頑張るしかない。
いろんなこと学んで、いろんな経験つんで
それでパーッと辞めてやる!

I want to live my life!

2009年2月15日日曜日

英語をイメージでつかむ~お勧め書籍~

Mitsukoです。

文法を勉強するのに、『仮定法過去』だとか『形容詞的用法』だとか、

とにかく英文法を学ぶのに日本語の文法用語が難解なので

ついつい中途半端に終わってしまっていました。




そもそも今しゃべっている日本語だって

『現在形で・・・』なんて考えているはずがないのに

どうして英語を学ぶのにこんな難解な文法用語があるんだろう。




英語は学問ではなく、one of languageです。

LanguageはComunication toolなのだから、学問ではないはず。。

だから赤ちゃんが言葉を学ぶように英語が使えたら・・・って強引ですかね。




もう大人の脳になってしまった以上、都合よく赤ちゃんみたいにはならないので
やはり文法書は必要。




そ・こ・で!


いい本を見つけました。






←これです。



この本、目からうろこな要素がふんだんに盛り込まれています。

難しい文法用語は最小限に
イメージで文法解説しています。

近所の本屋で何気なく見つけたこの本、
今まで読んだ文法書の中で一番わかりやすく、一番真面目に読めます。





書籍評判は、アマゾンでチェック!





著者の田中茂範さん(通称:たなっきゃん)の本は他もお勧めです。


←たなっきゃん

2009年2月9日月曜日

リスニング

 離職後の長旅を終えて、少し落ち着いてきたので、そろそろ書こうと思う。将来物書きで食べていけたらいいなと思っているので、このブログがその練習になると思う。あまりこういう事には慣れていないので、書きながら言葉使いや文体にも変化がでるだろうから、そういうのも楽しんでもらえたら幸いである。長く続けたいと思うので、あまりしんどくならないよう気楽に、マイペースに書いていこうと思う。

前ふりが長くなったので、そろそろ本題に…

 外国語大学出身ということで、簡単な通訳を頼まれたり、英語の勉強法について教えて欲しいと頼まれる事が時々ある。昔から言われている事だが、日本人は英語を読むことはできるが、話せないという人がいまだに多い。私は言葉を話すためには、その言語を聞き取れることが必要だと思っているので、そういう人にはまず最初にリスニングの練習をするように勧めている。そこで、今回はリスニングの勉強方法について書こうと思う。

 とある脳科学者がいうには、英語の勉強にはドラマが適していると言う。英単語の意味は文脈が決定するため、1文だけを読むのではなくストーリーの中で英語に触れる事が大事だからだ。また、ドラマは映画と違い役者は基本的に画面の方を向いている。そのため、視聴者は役者の口の動きを見ることができる。これは子どもが母国語を習得する方法と類似するため有効だと言う。韓流ブームに乗っかっているおばさま達の韓国語がとても上手なのはこういった理由からなのかも知れない。

 さて、私自身はというとリスニングを特に意識して勉強した事はない。ドラマも時間がないのでほとんど見ない。その代わりに本を読んだり、資料を見ている後ろで、英語をバックミュージック代わりに流している。個人的に効果が高いと感じているものは、やはりストーリーがあるものだ。それも、ニュースや小説の朗読ではなく、二人以上の登場人物がいて話がすすんでいくものがよいように思う。特に意識して聞くわけではないので、部分的に聞いてもある程度場面が想像できるのがいいのだろう。

 結論として、リスニングの練習にはストーリーのある英語を聞くというのがいいだろう。話の流れを考え、その言葉を発した人間が何を意味しながら言ったのかを考えながら英語を聞くことによって、自然と英語を聞く力が身に付く。この「自然」というのが大切で、外国語の習得には外国語を母国語と同じ様な感覚で使う事が習得の近道であると思う。リスニングが上達してくると、英語をいちいち日本語に訳さなくなってくる事に気付かれるだろうと思う。英語を英語のままで理解し、英語で考える事によって、今度はスムーズに英語で話したり、書いたりできるようになると私は考えている。